「新宿に行ったついでにヨドバシで買ってきた!」
「意味分からないラインナップだ。説明をしてくれ」
「うむ。メカコレ大戦艦を作ったのだが、それだけだとケースの空間がが余る。だから、完結編カラーのメカコレコスモゼロも作ったが、やはり似合わない。そこで彗星帝国の艦載機を作ろうかと思ったが、メカコレにはない」
「そうだね」
「そこである日ウルトラCの解決案を思い付いたのだ」
「それはなに?」
「他のキットに付属のミニメカを使う」
「えー」
「調べると主力戦艦にミニデスバテーターとミニパラノイアが付いている」
「だから主力戦艦買ったのか」
「そうだ。主力戦艦好きだけど、実はそれが理由ではない」
「ならばラジェンドラとプレアデスは?」
「前から次に作るならラジェンドラかプレアデスと決めていたから。ついでに」
「なんでやねん」
「大戦艦ゴーグルVは一応できたので」
「見せろ!」
「ダメだ。熱海宴会がお披露目だ」
「えー」
「というわけで、新たちなら元プレアデス好き。全ての物語に終止符を打つ最終英雄ドリアン・イルザンに出てくる宇宙船スカイラークの姉妹船(名前だけで登場しない)の名前がプレアデスIIIになっているのは。プレアデス好きの発露。ラジェンドラは、ヤマトIIIならラム艦長推しの自分なら当然」
「そうか」
「これで合計1000円に満たない。千円札でお釣りが来た」
「でも旧キットじゃないか」
「新キットに彗星帝国の飛行機無いだろう?」
「そ、それはそうだけど」
「それはさておき」
「なんだよ」
「会計の時に店員に話しかけられたよ。嬉しそうにメカコレボックスの話をしてきた」
「商売?」
「いや。あまりに買い物が渋いので、喜んで話しかけてきたマニアかもしれない」
「えー」
「いや、本当に自分で考えても変な渋い買い物したな」
「主力戦艦、プレアデス、ラジェンドラだものね」
オマケ §
「『さらば宇宙戦艦ヤマトなら主力戦艦推し、トーノレッド!』と名乗ろうか」
「なんで?」
「復活篇だと主力戦艦はドレッドノートだから」
「ダジャレかよ」
オマケ2 §
「『新たなる旅立ちならプレアデス推し、黒色レッド!』と名乗ろうか」
「ブラックなのかレッドなのか、はっきりしろ!」
オマケIII §
「『ヤマトIIIならラム艦長推し、ラジェンドラレッド!』と名乗ろうか」
「ラジェンドラ号は赤いからレッドなのだね」
2連オマケ §
「ところで、ラジェンドラとプレアデス作ったらメカコレおしまい?」
「いや、最近2連三段空母が気になる。あれって本当はかっこいいのではないかと」
「三段空母横に付けただけじゃん」
「よく見るとそうじゃないのだ」
「えー」
「すぐに再爆装して再攻撃という搭乗員の疲労も考えないアホな作戦で使われたから印象が悪いが。それは運用の問題で2連三段空母の問題というわけでもない」
旧オマケ §
「しかし、組み立てだけならその日のうちに終わったぞ。デスバテーター、パラノイア、主力戦艦まで組み上がった。あとは塗るだけ」
「仕事さぼっちゃダメだよ」
「旧キットはパーツ少ないから」
「えー」
「比較的組みやすいキットだけど、難所もある」
「だからなんだよ」
「最近の持論。入門書はキットごとにあるべきだ」
「その心は?」
「たいていのキットには難所がある。難キットは難所が多いキットであって、良キットも1つぐらい難所が潜んでいる場合が多い。しかし、それはキットごとに違う。そして、初心者が悩むのはそこ。一般の入門書には越え方が書いていない」
「一般論の限界だね」